「ソフトバンクのスマホを使っていて、eo光(イオ光)からソフトバンク光に乗り換えたいんですけど、どういう手順で乗り換えたらいいですか?」という質問をいただきました。
ということで、世界でいちばん分かりやすく、かつ、おトクにeo光からソフトバンク光に乗り換える方法をお伝えします。
ちなみに、スマホがソフトバンクまたはワイモバイルであれば、eo光からソフトバンク光に乗り換えた方がトータルの通信費は安くなります。
eo光からソフトバンク光への乗り換え手順
eo光からソフトバンク光に乗り換えるためにベストな手順は、次の6ステップです。
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STEP1ソフトバンク光に申し込むeo光の解約の前にソフトバンク光に申し込む。ネット申し込みがいちばんおトク。
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STEP2ソフトバンク光の回線工事日を決めるeo光とは別のソフトバンク光のケーブルを自宅に引き込む工事日を電話で調整する。
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STEP3eo光に解約連絡するeo光のサービスセンターに電話。違約金等の証明書をもらっておくことを忘れずに。
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STEP4ソフトバンク光の回線工事を行う(利用開始)ソフトバンクの作業員が自宅に来て作業をします。これでソフトバンク光が使えるようになります。
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STEP5eo光の回線を撤去、モデム返却eo光の光ケーブルを撤去。その後、モデムを返却。
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STEP6ソフトバンクのキャッシュバック手続きeo光の違約金やソフトバンク光の回線工事をソフトバンクに負担してもらうための手続きを行う。
上記の手順の中でも、特に注意すべきポイントは次の2つです。
- eo光の解約よりソフトバンク光の申込を先に行う。
- eo光の解約時に違約金等の証明書を発行してもらう。
→ソフトバンク光にeo光の解約にかかる違約金やソフトバンク光の回線工事をソフトバンクに負担してもらえるようになる。
上記の注意点も含めて、詳しく手順をお伝えしていきます。
注意!eo光のメールアドレスは使えなくなる。
乗り換える前に一つだけ注意事項があります。
もし、eo光のメールアドレスを使っている場合、eo光を解約すると使えなくなります。
eo光のメールアドレスというのは、末尾が「eonet.ne.jp」となっているメールアドレスです。
○○○○○@サブドメイン.eonet.ne.jp
月額300円程度でメールアドレスを残せるプロバイダもありますが、eo光にはそのようなコースはありません。
もし、末尾が「eonet.ne.jp」のメールを今後も使い続けたい、という場合にはそのままeo光を使い続けるしかありません。
ステップ1:ソフトバンク光に申し込む
eo光からソフトバンク光に乗り換える場合、まずはソフトバンク光に申し込むことからスタートです。
eo光を先に解約しないように注意してください。
ソフトバンク光の申込ですが、家電量販店やソフトバンクショップではなく、次のネット窓口から申し込みをしましょう。
33,000円のキャッシュバックが無条件でもらえるのでいちばんおトクです。
ちなみに、eo光からソフトバンク光への乗り換えの場合、申し込み区分は「新規」です。(転用や事業者変更ではありません。)
上記のサイトから申し込むと申し込みの意思確認の電話がかかってきます。
その際、eo光からの乗り換えであることをオペレーターに伝えてください。
そうすれば、スムーズに乗り換えができるように手配を進めてくれます。
もし何らかの事情でソフトバンク光が開通できない場合、先にeo光を解約してしまうと自宅にインターネット回線がなくなってしまいます。
「eo光が使えているのにソフトバンク光が使えないことなんてあるの?」と思うかもしませんが、さまざまな理由でソフトバンク光が導入できないことがあります。
次のような場合には、ソフトバンク光を開通させることができません。
- 建物が古くて光ケーブルを引き込めない
- リフォーム時に光ケーブルを引き込める配管が撤去されてしまった
- 家の近くに光ケーブルを通せる電柱がない
- 光ケーブルを引き込むルートが他人の土地を通り許可が下りない
自宅にソフトバンク光が開通できる目途が立ってから、eo光を解約するようにしましょう。
ステップ2:ソフトバンク光の回線工事日を決める
その後、ソフトバンクから電話がかかってくるので、回線工事日を調整します。
この段階で、ソフトバンク側で「この家にはソフトバンク光を開通できない。」と判断したら、その旨の連絡があります。
この場合、ソフトバンク光の利用は残念ながら諦めるしかありません。
ソフトバンク光の回線工事は、基本的に立ち会いが必要です。
ソフトバンクから工事日程の調整の電話がかかってきた場合、「eo光への乗り換え予定であり、eo光にはこれから乗り換え予定です。」と伝えましょう。
そうすれば、適切な日程を提案してくれます。
なお、家の構造にもよりますが、eo光とソフトバンク光の利用期間が重なっても問題ありません。
また、工事日程の都合上、eo光の撤去日とソフトバンク光の開通日の期間が空いてしまう場合、家にインターネット回線がなくなってしまいます。
その場合でも、ソフトバンクエアーというWi-Fi端末を無料レンタルしてくれるので、心配しなくて大丈夫です。
工事日程が決まったら、「SoftBank 光 ご利用開始のご案内」がスマホのショートメッセージまたは郵送で届きます。
このメッセージが届いてから、eo光の解約手続きを進めます。
ちなみに、ソフトバンク光の回線工事は、工事日の2日前の19時までなら変更可能です。
ステップ3:eo光に解約連絡する
ソフトバンク光が自宅で使えることが確定したら、eo光に解約の連絡を入れます。
ちなみに、eo光の解約はネット手続できません。必ず電話する必要があります。
eo光のサービスセンターに電話する
まずはeo光の下記のサービスセンターに電話して解約する旨を伝えましょう。
eo光サービスセンター
0120-919-151(通話料無料)
受付時間:9:00~21:00(年中無休)
※音声ガイダンスにしたがって、『3』→『1』を選択。
登録証を準備しておけば手続がスムーズですが、氏名や住所などの情報があれば本人確認してくれます。
オペレーターから「eo光を解約すると解約清算金(違約金)、工事費の残債が発生します。」と言われますが、気にしなくて大丈夫です。
ステップ⑥で説明しますが、ソフトバンク光のあんしん乗り換えキャンペーンでeo光の違約金など、解約にかかるすべてのお金をソフトバンクが負担してくれます。
ソフトバンクへのキャッシュバック申請の際に証明書が必要になるので、このタイミング「解約にあたってかかるお金について証明できる書面を発行してください。」とお願いしておくと、後々の手続きが楽になります。
回線の撤去工事日の調整
解約の電話連絡から数日後に、eo光の撤去工事日を調整するための電話がかかってきます。
ソフトバンク光の回線工事日よりも後の方がよいですが、日程が合わなければソフトバンク光の回線工事日より前でも大丈夫です。
もし、eo光の光回線の撤去の方が早ければ、ソフトバンクエアーというWi-Fi端末をソフトバンクが無料レンタルしてくれます。
(ソフトバンクエアーの無料レンタルについてはこちらを参照)
基本的には撤去工事は立ち合いが必要です。
自宅の状況によっては、撤去工事が必要ない場合もあります。
この場合、モデムなどの端末を返却して終わりです。
ステップ4:ソフトバンク光の開通工事を行う
いよいよソフトバンク光の回線工事です。
ソフトバンクの作業員(正確にはNTTに委託された作業員)が自宅に来て、ソフトバンク光の光ケーブルを自宅に引き込んでくれます。
通信端末が工事日の前日くらいに届くので、回線工事が終わったらそれを接続して完了です。
このステップが完了すると自宅でソフトバンク光が使えるようになります。
続いて、eo光の撤去工事です。
ステップ5:eo光の撤去工事、モデムの返却
ステップ3で調整したeo光の撤去工事です。
eo光回線の撤去工事がある場合、作業員が自宅にきて回線の撤去をしてくれます。
基本的に立ち合い工事ですので、家にいる必要があります。
作業時間は30分~1時間くらいです。
撤去工事が完了したら、モデムを返却して解約手続は終わりです。
ステップ6:ソフトバンク光のキャッシュバック手続き
最後に、ソフトバンク光にキャッシュバックの申請手続きをします。
この手続きをしないと、最大で63,000円ほど損をしますので必ず手続きをしてください。
申請するのは、ソフトバンク光はの乗り換え新規でキャッシュバック/割引きキャンペーンです。
要は、「eo光の解約にかかったお金」と「ソフトバンク光の回線工事費」をソフトバンクが全部負担しますよ、というキャンペーンです。
このキャンペーンの申請をすることで、実質的に負担なしでeo光からソフトバンク光に乗り換えることができます。
利用期間によって異なりますが、eo光を解約すると解約清算金(違約金)が1,715円~12,000円、工事費の残債が最大で27,000円もかかります。
さらにソフトバンク光の回線工事費が24,000円。
合計すると最大で63,000円です。
これをソフトバンクが負担してくれるのが乗り換え新規でキャッシュバック/割引きキャンペーンです。
申請方法ですが、ソフトバンク光が開通してから5ヵ月以内に「eo光から発行してもらった解約清算金、工事費の残債の証明となる書類」を専用ウェブページにアップロードすればOKです。
詳しい手続きの方法は、こちらから申し込んだ後にかかってくる意思確認の電話の時に「他社回線からの乗り換えなので、キャッシュバックを受けたいです。」と伝えれば手続きを丁寧に教えてくれます。
ソフトバンク光への乗り換えで知っておきたいこと
eo光からソフトバンク光に乗り換えるにあたって、ぜひ知っておいていただきたいことは次の3点です。
- スマホとのセット割引は申請が必要
- 開通前にソフトバンクエアーが無料レンタルできる
- ネット申し込みすべき
では一つずつ詳しく説明していきます。
スマホのセット割引は申請が必要
ソフトバンクやワイモバイルのスマホを使っている場合、セット割引「おうち割」が適用できます。
ソフトバンクなら毎月1,000円、ワイモバイルなら500円~1,000円(プランによります)
このおうち割を適用する場合、ソフトバンク光に申し込む時に「ソフトバンクまたはワイモバイルのスマホを使っていること」を申請する必要があります。
申請といっても難しいことはありません。
こちらから申し込む際に、どの会社のスマホを使っているか選択するところがありますので、ソフトバンクかワイモバイルを選択すれば大丈夫です。
開通前にソフトバンクエアーが無料レンタルできる
eo光の回線撤去がソフトバンク光の開通よりも前になってしまう場合、家にインターネット回線がなくなってしまいます。
そんな場合には、ソフトバンクエアーというWi-Fi端末を無料レンタルできます。
こちらからソフトバンク光に申し込むと、申し込み意思確認の電話がかかってくるので、「ソフトバンク光が開通するまで、ソフトバンクエアーをレンタルしたいです。」と言えば、端末を送ってきてくれます。
ソフトバンクエアーも実際に使ってみました。
ソフトバンクエアーは、コンセントに挿せばインターネットにつながるWi-Fi端末です。
回線工事なしでインターネットにつながるので、ソフトバンク光の回線工事が行われるまでの臨時のインターネット回線になります。
実際にソフトバンクエアーを使ってみた個人的な見解ですが、やっぱりソフトバンク光などの光回線よりは遅いです。
ソフトバンクエアーの最新機種「Airターミナル4」の理論速度は481Mbps(一部地域で962Mbps)ですが、実際に使用してみたところ、30Mbpsくらいでした。
(立地や建物の構造でまったく変わるので参考程度に考えてください。)
また、多くの人がインターネットを使う夜間に回線速度が遅くなることがあります。
ただ、ソフトバンク光が開通するまでの臨時のインターネット回線としては十分だと思います。
ネット申し込みすべき
すでにこの記事の中でも書いていますが、ソフトバンク光への申し込みは家電量販店やソフトバンクショップではなくネット申し込みにしましょう。
開通すれば無条件で33,000円のキャッシュバックがもらえるからです。
もちろん、乗り換え新規でキャッシュバック/割引きキャンペーンによるeo光の解約清算金(違約金)やソフトバンク光の回線工事費のキャッシュバックも受け取ることができます。
家電量販店やソフトバンクショップで申し込むメリットは何もありません。
まとめ
これでeo光からソフトバンク光に乗り換える手順は完璧です。
最後に、特に重要なポイントだけお伝えします。
- eo光を解約する前に、ソフトバンク光に申し込む。
- ソフトバンク光に申し込むときには家電量販店やソフトバンクショップではなく、ネットで申し込む。(33,000円のキャッシュバックがもらえます)
- ネット申し込みの際に、ソフトバンクまたはワイモバイルのスマホを利用していることを申請する。(画面上でスマホ会社を選ぶところがあります。)
- eo光を解約するときに解約清算金の証明書の発行を依頼する。
- ソフトバンク光が開通したら乗り換え新規でキャッシュバック/割引きキャンペーンを申請する。
ソフトバンク光は最大で1Gbpsと高速回線のうえ、ソフトバンク・ワイモバイルのスマホであればセット割引が効いてトータルの通信費が安くなります。
開通までは最短でも2週間くらいかかるので、早く乗り換えた方がおトクです。
この記事の手順でスムーズに乗り換えることができるので、今すぐ申し込みをしちゃいましょう!