「光回線の工事済みマンションに住んでいるのですが、それでもNURO光の回線工事は必要ですか?」
という質問を問い合わせ欄からいただきました。
NURO光は独自の光ケーブルを引き込むので、基本的にどんな場合でも回線工事は必要になります。
- 光回線の工事済みマンションでもNURO光の工事は2回とも必要。
- 以前にその部屋でNURO光が使われていたとしても、原則として工事は必要と思っておいた方がよい。
- NURO光が開通するまでの間は、ポケットWi-Fiの格安レンタルでガマンするしかない。
フレッツ光やソフトバンク光などの他の光回線とは異なる独自回線を部屋に引き込むことで下り最大2Gbpsを実現しています。
開通工事までが大変ですが、開通さえしてしまえば快適なインターネット環境が手に入ります。
光回線の工事済みマンションでも工事が必要。
冒頭部分でもお伝えしましたが、NURO光は光回線の工事済みマンションでも工事が必要です。
なぜなら、NURO光はフレッツ光などの他の光回線とは別の光ケーブルを部屋に引き込むからです。
NURO光は、ダークファイバーと呼ばれるNTTが使っていない予備の回線を独占して使用することで下り最大2Gbpsという爆速回線を実現しています。
光回線が工事済みのマンションでも、特別なショートカットがあるわけではなく、一般的な手順で開通までの工事を行うことになります。
NURO光の回線工事は1~2か月かかる。
NURO光の回線工事は、申し込みから完了まで1~2か月かかります。
これは、別の光回線の工事が過去に行われていたかどうかは関係ありません。
1~2か月というのはかなりアバウトですが、どのくらいになるかはケースバイケースです。
ハッキリ言って、住んでいる地域を担当して工事業者さんのスケジュールの空き具合でほぼ決まります。
NURO光の申込から開通までの流れは次の5ステップです。
他の光回線と異なるのは、2回の回線工事が必要なところ。
- 宅内工事:室内に光ケーブルを配線し、ONU(通信端末)を設置する。
- 屋外工事:近くの電柱から光ケーブルを引き込む。
宅内工事とも屋外工事とも、立ち会いが必要です。(家族や友人でもOK)
NURO光の工事内容のイメージは下図のとおりです。
宅内工事と屋外工事に分けて、工事の概要をお伝えします。
「宅内工事」は光ケーブルを自分の部屋に引き込む。
NURO光の1回目の工事は「宅内工事」で、以下の4つの作業を行います。
【1回目の回線工事(宅内工事)】
- MDFから光ケーブルを通線する。
- 棟内の配管を利用して部屋まで光ケーブルを引き込む。
- 光コンセントを取り付ける。
- 光コードを配線し、ONUを設置する。
NURO光はフレッツ光などの他の光回線とは異なる独自回線を自分の部屋に引き込みます。
「①MDFから光ケーブルを通線する。」と「②棟内の配管を利用して部屋まで光ケーブルを引き込む。」はマンションの共用部での工事です。
「③光コンセントを取り付ける。」では部屋にNURO光の端末につなげるためのコンセントを設置します。
「屋外工事」が終われば開通する。
NURO光の2回目の工事は「屋外工事」で、以下の5つの作業を行います。
【2回目の回線工事(屋外工事)】
- 電柱から光ケーブルを引き込む。
- 引き留め金具を利用し、光ケーブルを固定する。
- 引き込み口まで光ケーブルを配線する。
- 既設の引き込み口から通線する。
- MDF内にて光ケーブル同士を接続する。
この屋外工事が完了すれば、NURO光が開通します。
繰り返しになりますが、NURO光はフレッツ光などの他の光回線とは異なる光ケーブルを引き込みます。
光回線の工事が済んでいるマンションであっても、NURO光専用の光ケーブルを引き込むので、屋外工事は必須です。
過去にNURO光が使われている場合
「前に住んでいた人がNURO光を使っていたと聞いたから、工事は不要なんじゃないの?」という人もいると思いますが、こういった場合にも、原則として工事が必要だと思っておいたほうが良いです。
なぜなら、以前の光ケーブルや光コンセントが完全な形で残っているかは、工事業者が目で見て確認しないと分からないからです。
仮に、過去に引き込んだ光ケーブルなどの設備が完全に残っていればNURO光がそのまま使えますが、それは、現地の状況を見ないと分かりません。
結果的に、今のまま使えるので作業不要と判断されるにしても、工事日を予約して業者に来てもらうという意味では同じです。
モバイルルーターの開通前レンタルを活用しよう。
開通まで時間がかかるのがNURO光の最大のデメリット。
それはNURO光側も分かっていて、NURO光では、開通するまでの間、モバイルルーターを格安でレンタルできます。
NURO光の申し込みが完了すると申し込み完了メールが届き、そのメールの中にモバイルルーターのレンタルの案内があるので、その案内にしたがって申し込みをしてください。
「どんな機種を、どんな金額で借りられるの?」と思う方は次の参考情報をご覧ください。
NURO光の開通までにレンタルできるポケットWi-Fiのプランは次の3種類です。
種類 | 料金 | 通信制限 | 最大速度 | オススメな人 |
---|---|---|---|---|
SoftBank E5383 | 通常料金:209円/日(6,480円/月)
↓ 特別価格:128円/日(3,980円/月) |
無制限 | 300Mbps | 動画配信サービスをたくさん見る人 |
SoftBank 601HW | 通常料金:176円/日(5,480円/月)
↓ 特別価格:104円/日(3,230円/月) |
無制限※ | 612Mbps | 容量制限を気にせずにインターネットをしたい人
→迷ったらコレ! |
SoftBank 601HW 7G | 通常料金:118円/日(3,670円/月)
↓ 特別価格:72円/日(2,250円) |
7GB/1か月 | 612Mbps | そこまでインターネットをしない人 |
※1日1GBの制限はあるが1か月単位では無制限
3種類のうちどれを選んぶか迷ったら、SoftBank 601HW(表の2番目)が月額料金とサービスのバランスが良いのでオススメです。
1日に1GBという制限はありますが、1か月単位ではデータ通信量の制限はありません。
「1GBってだいたいどのくらいネットが使えるの?」というと、ニュースサイトの閲覧で6,600ページ、YouTubeのHD動画で1時間半くらいです。
まとめ:回線工事が必要なのを覚悟するしかない。
NURO光は独自の光ケーブルを引き込むので、基本的にどんな場合でも回線工事は必要になります。
仮に光回線の工事済みのマンションでもそれは変わりません。
- 光回線の工事済みマンションでもNURO光の工事は2回とも必要。
- 以前にその部屋でNURO光が使われていたとしても、原則として工事は必要と思っておいた方がよい。
- NURO光が開通するまでの間は、ポケットWi-Fiの格安レンタルでガマンするしかない。
NURO光は家電量販店ではなく、こちらの公式特設サイトから申し込みましょう。
通常は40,000円する回線工事費が無料になるうえに、45,000円のキャッシュバックがもらえるからです。
また、申し込み手続きのあと、そのままWEB画面で1回目の回線工事(宅内工事)の工事日の予約ができるのも便利です。
他の申し込み方法だと電話で工事日を調整することになるので、少しでも早くNURO光を開通させたいのであれば、公式特設サイトからの申し込みがベストです。