この記事は、「新築住宅(建売住宅・注文住宅)にドコモ光を導入したい。」「新居に引っ越してからすぐにネットを使いたい。」という人に向けて書きました。
少し長い記事ですが、新築住宅にドコモ光を導入する際に必要な情報を網羅しました。
あらかじめ準備をしておかないと、入居してからしばらくネット回線なしの状態が続いてしまいます。
ぜひ、この記事を参考にして新居でドコモ光をすぐに使えるようにしてください。
まずはNTTに住所登録されているかを確認。
新築住宅にドコモ光を導入する場合、まずはNTTのデータベースに住所登録されているか確認しましょう。
「なんでドコモ光に申し込むのにNTTの住所登録を確認するの?」と思うかもしれませんが、ドコモ光はNTTの電柱・光ケーブルを使って提供されているからです。
住所登録が完了しなければ、NTTが光ケーブルの引き込み工事の計画(どこの電柱からどういった経路で光ケーブルを引き込むか)を立てられません。
住所登録されているかは自分で確認できる。
NTT側で住所登録されていて、光回線が提供されているエリアかどうかは下記のサイトから確認できます。
下記のサイトから住所登録されているか確認しましょう。
上記のサイトで郵便番号から住所を検索してヒットすれば、NTTのデータベースに住所登録されているということです。
この場合、ドコモ光の回線工事は比較的スムーズに実施できることが期待できます。
住所登録されていない場合は早く申し込みを。
NTT側で住所登録されていない場合、光回線の開通には時間がかかることを覚悟しなければなりません。
というのも、NTTの住所登録はかなり時間がかかることがあるからです。
そろそろネット家に引こうとしたらNTTに住所登録がありませんと言われた俺ですが、それがなんか問題あんの?と思ったんだけど・・・住所登録に一週間かかります!とか(^o^)嘘つけやーーー‼
— SSR猟銃を構えたフニア (@norapukufunya) October 12, 2016
NTTの住所登録がまだ完了してないからネットまだ使えない。
しかもその登録するのに遅くて1、2ヶ月って。— PeterZAMURAI (@Peter_Glaceis) July 7, 2020
最低でも1週間、長いと2カ月くらい待たされることがあります。
住所登録に関しては、ドコモ光に申し込んで、ドコモからNTTに住所登録に依頼をかけることで進みます。
新築の場合、引き渡し日の3か月前にドコモ光を申し込むのがおすすめのタイミングですが、住所登録がされていない場合、一刻も早くドコモ光に申し込みをしましょう!
新築住宅の回線工事の概要
一般的な新築戸建ては、あらかじめ光回線を導入しやすいように造られているため、とても簡単に回線工事ができます。
ですから、基本的には何も気にせずドコモ光を申し込めば、ネットが開通します。
とはいえ、新築住宅ですから、「回線工事とはどんな工事なのか」「注文住宅や建売住宅ごとに注意するポイントはないか」といった点を理解しておくと、光回線の開通がスムーズです。
新築の場合の回線工事の概要
新築の家の光回線工事は、次の4つの工程で進みます。
【新築の光回線工事の工程】
- 電柱から光ケーブルを架空配線する
- 2階部分に引留金具を取り付け、光ケーブルを留める
- 建築時に用意されている配管に光ケーブルを通す
- 光コンセントを設置する
だいたい工事当日の作業時間は1時間~2時間です。
①電柱から光ケーブルを架空配線する
ドコモ光を含む光回線は、電柱から光ケーブルを引っ張ってくるところから始まります。
新築の場合は、電柱が建っていても通信用の電線が通っていない状態の場合があり、この場合は架空配線が出来ないため工事までに時間がかかることもあります。
②2階部分に引留金具を取り付け、光ケーブルを留める
電柱から引っ張ってきた光ケーブルを家の外壁に引っ掛けます。
この際、引留金具(支持金具)をビス留めで壁に固定します。
最近の新築は、サイディングボードという飾り板を外壁に使っていて、サイディング部分に直接ビスを打ちこむことが多いです。
引留金具を付ける場所は、電気ケーブルが留っている金具の近くになることがほとんどです。
③建築時に用意されている配管に光ケーブルを通す
光ケーブルを外壁に留めたら、宅内に光ケーブルを引き込みます。
新築の場合は、引留金具を取り付けた外壁の近くに配管の入り口があり、そこから配管が壁の中や天井裏を通り、室内に光ケーブルを引き込める作りになっていることがほとんどです。
配管とは、電話線や光ケーブル等の通信用の線を通すための、塩ビやプラスチック素材でできた蛇腹ホース状のパイプのこと。
配管の通り方は、間取りやハウスメーカー、電気工事の方の手により、まちまちです。
1本の配管の時もあれば、1度天井裏で配管が切れていて、そこから各部屋に配管がある家もあります。
④光コンセントを設置する
最後に光コンセントを設置します。
下記の写真のように「光」という文字が付いたコネクタ機器が光コンセントです。
一般的には、電源コンセントやテレビ端子、電話ジャックと一緒に光コンセントが設置されます。
「どこにONU(光回線終端装置)やルーターを設置するか」の希望を作業担当者に伝えれば、光コンセントの設置場所を決めてくれます。
あとは、ドコモ光から届く端末を光コンセントに接続すれば、晴れてドコモ光が開通します。
注文住宅の場合のポイント
注文建築であれば、宅内ネットワーク(LAN、電話、TVなどの配線)の設計は全て施主の希望次第です。
光ケーブルをどこから引き込み、どの部屋のどの位置に有線LANのコネクタ出してくれという指示を建築会社に伝えれば、建物の構造的に無理がなければ叶えてくれます。
このような話は配線計画の際に話が出るので、その際にアレコレ細かく言わなくても、「ネットは光回線にします。」と建築会社に伝えれば分かってくれます。
建売住宅の場合のポイント
建売住宅の場合は、配管が通らないというトラブルはまずあり得ないです。
各ハウスメーカーが、光回線を導入できるように設計したうえで家を建ててくれています。
ただし、デザインを重視した新築住宅となると、配管の経路が変則的だったり配管の曲がりがかなりきつくなり、光ケーブルを通しにくい構造になっていることもあります。
購入前であれば、念のため、光ケーブルを通す配管が設置されているかを施工会社に確認しておけば安心です。
ドコモ光の開通までの流れ
ドコモ光を新築の家に導入する場合、自宅の引き渡し日の3か月前に、こちらのサイトから申し込むのがベストのタイミングです。
ドコモ光の工事日の予約が3か月前から可能になるからです。
ドコモ光の申し込みから開通までの流れは下記の5ステップです。
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STEP1ドコモ光への申し込み家の引き渡し日が決まったら、引き渡し日の3か月前を目安に、こちらからドコモ光に申し込む。
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STEP2回線工事日を調整するドコモ光に電話して、立ち会いができる日を工事日として調整する。
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STEP3Wi-Fiルーターの無料レンタルを申し込むGMOとくとくBBからWi-Fiルーターのレンタル申し込みの案内が届くので、申し込む。
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STEP4ドコモ光の回線工事いよいよドコモ光が開通。原則的に立ち会い工事。
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STEP5キャッシュバック手続き開通して4か月後にGMOとくとくBBから案内メールが到着するので申請。
それでは、一つひとつ詳しく見ていきましょう!
ステップ1:ドコモ光への申し込み
新築の家の引き渡し日が決まったら、その3か月前を目安にドコモ光に申し込みましょう。
3か月前から、ドコモ光の工事日の予約ができるようになるからです。
ドコモ光の申し込みは、WEB申し込み→折り返しの電話で内容確認、という流れです。
WEB申し込み
ドコモ光への申込ですが、家電量販店やドコモショップではなく、こちらのGMOとくとくBBのネット窓口から申し込みをしましょう。
GMOとくとくBBから申し込むと“最大20,000円キャッシュバック”と”Wi-Fiルーター無料レンタル”が付いてきて、圧倒的におトクです。
しかも今なら回線工事費が無料です。
※Wi-Fiルーター無料は上記サイトだけ!
※今だけ工事費の無料キャンペーン中!
申し込み手順は簡単です。
画面右上の「お申込み」ボタンから申し込み画面に進み、氏名・電話番号・住所などを画面の案内にしたがって入力していくだけです。
ドコモ光の申し込みはWEBだけでは完結せず、担当者からの折り返しの意思確認の電話が必要です。
折り返しの電話を希望する日時を選択しましょう。
ちなみに、「ご連絡希望電話番号」にドコモの電話番号を入力すると、自動的にスマホとのセット割が適用されます。
折り返しの電話で内容を確認。
上記のサイトから申し込むと、希望した日時に意思確認の電話がかかってきます。
ドコモ光の申し込みはWEBでは完結せず、申し込み意思確認の電話をもって申し込みが完了します。
電話での確認内容は下記のとおりです。
【電話での確認内容】
- 契約者の氏名や住所の再確認
- 開通までの流れの説明
- 回線工事の日程調整の仕方
- ドコモ携帯の契約の有無
- 携帯とのセット割引の案内
- Wi-Fiルーターの無料レンタルの希望有無
- キャッシュバック特典の説明 など
ちなみに、上記の電話が終わったら、別のスタッフからもう一度電話がかかってきて、重要事項についての説明がきちんとされているか確認されます。
続いて、回線工事の日程調整です。
ステップ2:回線工事日を調整する
ドコモ光の回線工事日は、下記のサービスセンターに電話して自分で調整します。
ドコモ光 サービスセンター
0120-766-156(通話料無料)
[受付時間:9:00~21:00 365日受付]
※ドコモのケータイからなら”15715″でもかかります。
オペレーターに「新築の家にドコモ光を開通させたいです。〇月○日が引き渡し予定日なので、それ以降の日で工事日を調整してください。」と伝えればOKです。
自分で電話をして工事日を調整しないと、申し込みがキャンセルになってしまいます。
必ず電話しましょう。
ドコモ光の回線工事は立ち会いが必要なので、自分が立ち会いできる日程をあらかじめ把握しておくとスムーズに調整できます。
ただし、引っ越しシーズン(3月~4月)だと工事業者の日程の空きがなく、2か月後くらいになることもあります。
回線工事日は土日祝日でも指定できますが、3,000円の手数料がかかります。
回線工事の時間は建物の構造によりますが、30分~2時間くらいです。
回線工事日の調整が終わると、『ドコモ光工事案内』というショートメッセージが届き、回線工事日が確定します。
ドコモ光のサービスセンターに電話して回線工事日の調整をしないと、下記のような「早く工事日の手続きをしてください。」というショートメッセージが届きます。
工事日の調整が遅れるほど開通日は遅くなるので早めに連絡しちゃいましょう!
ステップ3:Wi-Fiルーター無料レンタルの申し込み
次にやることはWi-Fiルーターの無料レンタル申し込みです。
GMOとくとくBBから申し込むメリットの一つがWi-Fiルーターの無料レンタル。
これで自宅にWi-Fi環境が作れるので必ず申し込みましょう!
開通日の調整が終わったら、スマホに「Wi-Fiルーターの申込みはこちら」というリンクが付いたショートメッセージ(SMS)が届きます。
ログインして手続きを進めればWi-Fiルーターが届きます。
時期によっても違いますが、3~4種類くらいのルーターから選ぶことができます。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
ドコモ光の利用開始日の数日前Wi-Fiルーターが届きます。
ステップ5:ドコモ光の開通工事(利用開始)
そして、いよいよ回線工事。
工事日の当日に作業担当者が来て、ドコモ光の開通工事をしてくれます。
建物の構造を踏まえたうえで、回線工事をしてくれます。
回線工事が終わると、光コンセントが設置されます。
光コンセントの設置が終わったら、ドコモ光の端末を接続して開通です。
このステップが完了すると自宅でドコモ光が使えるようになります。
ステップ5:キャッシュバックの申請手続き
ドコモ光が開通してから4ヶ月後に、新規で作成される基本メールアドレスにキャッシュバックの申請手続きの案内が届きます。
自分がいつも使っているメールアドレスではなく、GMOから発行されたメールアドレスに届く、という点に注意が必要です。
そのメールの案内にしたがって、キャッシュバック特典の振込み先の銀行口座を指定すればOKです。
キャッシュバックは振込先を登録した翌月の末日に、銀行口座に振り込まれます。
※Wi-Fiルーター無料は上記サイトだけ!
※今だけ工事費の無料キャンペーン中!
新築なら回線工事で家に傷が付くことはない。
ドコモ光は、光ケーブルを電柱から引き込んでネットに接続します。
ドコモ光の光ケーブルを自宅に引き込むには、①電話線の配管を利用、②エアコンのダクトを利用、③新規穴開けの3通りがあります。
新築の家であれば、①電話線の配管を利用して光ケーブルを家にひくことができます。
今どきの新築の戸建てに電話線の配管がないなんてことはありません。
よほど特殊な構造の家でなければ、新築で壁の穴あけはないと思って大丈夫です。
ドコモ光は回線工事費が無料
現在、ドコモ光では回線工事費の無料キャンペーンを実施中です。
通常、戸建ては18,000円、マンションは15,000円の回線工事費用がかかりますが、今なら無料になります。
他の光回線では、2年半~3年の継続利用が工事費無料の条件になることがほとんどですが、ドコモ光は無条件で回線工事費が無料になります。
もちろん、穴あけをすることになったとしても無料です。
光回線の導入でもっとも大きな初期費用が回線工事費なので、工事費無料キャンペーンが実施されている間に申し込むのが重要です。
回線工事費の無料キャンペーンの終了日はアナウンスされていません。
ドコモ光のキャンペーンは突然に終了するので、キャンペーン実施期間中に申し込むようにしましょう!
『ドコモ光セット割』が自動適用される。
この記事を読んでいる人のほとんどがドコモケータイのユーザーでしょう。
ドコモ光は、申込時の連絡先電話番号をドコモケータイにすると、自動的に『ドコモ光セット割』が適用されます。
特に申請手続きなどは必要ありません。
ドコモ光セット割が適用されると、スマホの月額料金が下記のとおり割引されます。
スマホの料金プラン | 容量 | 割引額 |
---|---|---|
ギガホ | 30GBまで | 1,000円 |
ギガライト | ~7GB | 1,000円 |
~5GB | 1,000円 | |
~3GB | 500円 | |
~1GB | なし |
さらに、家族でドコモケータイを使っていて『ファミリー割引』グループになっている場合は、家族のドコモケータイも割引になります。
最大で20回線までファミリー割引グループに入れることができます。
家族や親戚にドコモケータイのユーザーがいれば、ファミリー割引グループに入れておきましょう!
ドコモ光の月額料金は戸建てが5,200円、マンションだと4,000円です。
つまり、家族内で4~5人のドコモケータイ利用者がいれば、ドコモ光を実質無料で使えるということです。
『ドコモ光セット割』の適用条件や割引金額はこちらの記事に詳しくまとめているので、参考にしてください。
まとめ:引き渡しの3か月前に申し込めばよい
ここまで新築の家にドコモ光を導入する手順や注意点をお伝えしてきましたが、特に重要なポイントだけ最後にお伝えします。
- ドコモ光は、家の引き渡し日が分かってから申し込む。
- NTTの住所登録に時間がかかるため、できれば引き渡し日の3か月前に申し込むのがベスト。
- 今なら回線工事費が無料!
- ドコモケータイとのセット割は、連絡先電話番号をドコモケータイにすれば自動適用になる。
- ドコモ光の月額料金は、ドコモケータイとの合算請求になる。
せっかく新築の家に入居するのであれば、できる限り早くネット回線を開通させておきたいですよね。
回線工事は工事業者のスケジュールを早く押さえた人から決まっていきます。
早い者勝ちなので、引き渡し日が決まっているなら早めに申し込みましょう!
※Wi-Fiルーター無料は上記サイトだけ!
※最大20,000円のキャッシュバック中!