ドコモ光

家族内でドコモ光を複数契約して適用される「光★複数割」を徹底解説

ドコモ光には、家族内で複数のドコモ光を契約して適用される『光★複数割』という制度があります。

 

たとえば、「自宅でドコモ光を使いつつ、単身赴任先でもドコモ光を使う。」「自宅と実家の両方でドコモ光を使う。」といった場合を想定した割引サービスです。

 

ただ、『光★複数割』は、旧プラン『カケホーダイ&パケあえる』でないと適用されず、現行プランだと適用されないなど、適用条件が少し複雑です。

 

また、『ドコモ光セット割』との併用ができる場合とできない場合があったりします。

 

ということで、この記事では『光★複数割』について世界でいちばん分かりやすく解説しました。

 

ドラゴ
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この記事を読めば、『光★複数割』についてはカンペキです。

 

『光★複数割』の概要

『光★複数割』は、ドコモケータイの同一シェアグループの中で、ドコモ光を複数契約している場合に適用される割引サービスです。

 

たとえば、次のような場合が想定されます。

 

  • 実家の家族とドコモケータイのシェアグループを組んでいて、自宅実家の両方でドコモ光を使う場合。
  • 自宅でドコモ光を使っていて、単身赴任先でもドコモ光を使う場合。
  • 大学生になったこどもが、実家に加えて一人暮らしの家でもドコモ光を使う場合。

 

ザックリ言うと、「ドコモケータイを使っている家族内で、ドコモ光を2回線以上契約してくれたら割引しますよ。」という割引サービスです。

 

ドコモに限らず、通信会社は「家族ごと囲い込む戦略」でユーザーを増やそうとしていて、『光★複数割』もその一つです。

 

ドラゴ
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「家族みんなでドコモケータイ、ドコモ光を使ってくれたら割引しますよ。」というやつですね。

 

『光★複数割』の割引額

『光★複数割』が適用されると、シェアグループの代表回線のスマホ料金から月額300円割引されます。

 

2回線なら300円、3回線なら600円と、ドコモ光2回線目以降の回線数に応じて割引額が増えていきます。

 

ポイントは、シェアグループの代表回線のスマホ料金が割引になということ。

 

たとえば、「子回線でドコモケータイを使っている息子が、一人暮らしの家でドコモ光を使い始めた。」という場合、割引になるのは息子のスマホ代ではなく、親のスマホ代です。

 

『光★複数割』の適用条件

『光★複数割』が適用になるのは、次の2つの条件両方とも満たした場合です。

 

『光★複数割』の適用条件
  1. 旧プラン『カケホーダイ&パケあえる』(ベーシックシェアパックやウルトラシェアパック)でファミリー割引グループを組んでいること。
  2. 同一のファミリー割引グループ内で、ドコモ光2回線以上契約すること。
    (ドコモ光の契約者は子回線のユーザーでもOK。)

 

それぞれの条件に付いて詳しく説明していきます。

 

①旧プラン『カケホーダイ&パケあえる』でファミリー割引グループを組んでいること。

ポイントになるのが、『光★複数割』は、ドコモケータイの旧プラン体系である『カケホーダイ&パケあえる』でしか適用されないこと。

 

「ベーシックシェアパック」「ウルトラシェアパック」といったプランでのみ、『光★複数割』が適用になりますが、2019年5月末をもって新規受付は停止になっています。

 

現行プランの『ギガホ・ギガライト』では、『光★複数割』は適用されません。

 

また、『ギガホ・ギガライト』の一つ前のプランである『ウルトラギガモンスター・ミニモンスター』でも『光★複数割』は適用されません。

 

もちろん、旧プラン「ベーシックシェアパック」「ウルトラシェアパック」でドコモケータイを使っている人は、新プランへの移行手続きをしない限りは旧プランで使い続けられます。

 

したがって、ドコモケータイを旧プランのまま使っている人が、ドコモ光を2回線以上契約した場合のみ、『光★複数割』が適用になるということです。

 

旧プラン体系である『カケホーダイ&パケあえる』の特徴は、代表者とその家族(子回線)でスマホのデータ通信量をシェアできるということ。

 

データ通信量をシェアできるグループを『シェアグループ』と言います。

 

そして、『光★複数割』は、この『シェアグループ』に対して割引がきく制度です。

 

現行の『ギガホ・ギガライト』はデータ通信量をシェアするという仕組みではないので、『光★複数割』は適用されないということになります。

 

もちろん、旧プランから新プランへの移行手続きをしない限り、旧プランのままドコモケータイを使えるので、旧プランの人がドコモ光を複数契約すれば『光★複数割』は適用されます。

 

ちなみに、旧プランでドコモケータイを使っている人も、新プランに無料で変更することができます。

 

②同一のファミリー割引グループ内で、ドコモ光を2回線以上契約すること。

次の条件は、「②同一のファミリー割引グループ内で、ドコモ光を2回線以上契約すること。」です。

 

ポイントは、「ドコモ光の2回線目の契約は、代表者(親回線)でなくてもOK」ということ。

 

上記の図でいうと、離れて暮らす一人暮らしの大学生の息子がドコモ光を契約すれば、『光★複数割』は適用されます。

 

繰り返しになりますが、息子のスマホ代ではなく、代表者である親のスマホ代が300円の割引になります。

 

『ドコモ光セット割』と併用できるのか?

『ドコモ光セット割』と『光★複数割』が併用できるかというと、ドコモケータイの料金プランによります。

 

『ドコモ光セット割』と併用できるか?
  • 旧プラン体系『カケホーダイ&パケあえる』→併用可
  • 新プラン体系『ドコモのギガプラン』→併用不可

 

そもそも、『光★複数割』は新プラン体系『ドコモのギガプラン』(ギガホ・ギガライト)では適用されないので、当然、併用できません。

 

旧プラン体系『カケホーダイ&パケあえる』(ベーシックシェアパック、ウルトラシェアパック)でドコモケータイを使っているのであれば、『ドコモ光セット割』と『光★複数割』は併用できます。

 

ドラゴ
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問題は、旧プランのまま使い続けるか、新プランに移行するかですね。

 

旧プランのままにするか、新プランに移行するか

現時点で旧プラン『カケホーダイ&パケあえる』でドコモケータイを使っている人には、次の2つの選択肢があります。

 

  1. 旧プランのままにして、『ドコモ光セット割』と『光★複数割』を併用する。
  2. 新プランに移行して、『ドコモ光セット割』のみを適用する。

 

結論としては、「②新プランに移行して、『ドコモ光セット割』のみを適用する。」方が通信費が安くなります。

 

というのも、新プランにおける『ドコモ光セット割』の威力が大きいからです。

 

正直、『光★複数割』はたかだか300円の割引です。

 

新プランに移行して『ドコモ光セット割』を適用すると、3人家族以上であれば『ドコモ光セット割』と『みんなドコモ割』がダブルで適用され、1回線あたり2,000円割引になります。

 

ドラゴ
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『ギガホ・ギガライト』に移行した方が安くなります。

 

旧プランと新プランにおける『ドコモ光セット割』の違いについては、こちらの記事に詳しく書いているので、ぜひ参考にしてください。

 

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まとめ

『光★複数割』は、家族でドコモケータイを使っている場合、2回線以上契約すれば月額300円割引になる制度です。

 

ただし、旧プラン体系『カケホーダイ&パケあえる』(ベーシックシェアパック、ウルトラシェアパック)でドコモケータイを使っていないと適用されません。

 

新プラン体系『ドコモのギガプラン』(ギガホ・ギガライト)に移行して、『ドコモ光セット割』を適用した方が通信費が安くなります。

 

2回線目のドコモ光を契約するのをキッカケに、ドコモケータイのプランを見直してみましょう。

 

ちなみに、「ドコモ光をどこから申し込むとお得なのか?」という点は、こちらの記事にまとめたのでぜひ参考にしてください。

 

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