ドコモ光

ドコモ光電話にすると電話代はどのくらい安くなる?通話料と工事費を込みで徹底検証!

ドコモ光には、『ドコモ光電話』という固定電話のオプションサービスがあります。

 

よく「基本的にNTTの固定電話と同じサービスです。」と言われます。

 

ただ、「NTTの固定電話と比べて安くなるの?」「何かデメリットってないの?」「どうやって申し込んだらいいの?」といった疑問がでてくるものです。

 

ということで、この記事ではドコモ光電話をオプションで申し込もうか迷っている人に向けて、ドコモ光電話に関するすべての情報をまとめました。

 

ドラゴ
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最後まで読めばドコモ光に関する疑問や不安はなくなりますよ!

 

ドコモ光電話は光回線を使った固定回線

ドコモ光電話は、光ケーブルを使った固定電話サービスです。

 

普通のNTTの固定電話は電話線(メタルケーブル)が使われていますが、ドコモ光電話は電話線の代わりに光ケーブルを使います。

 

 

ドコモ光電話は、NTTの固定回線と基地局までつなぐ線が違うだけです。

 

電話機を買い替える必要もないですし、電話番号もNTTの固定電話番号を引き継げます。

 

ドコモ光電話の専用端末を、電話機に接続すれば使えるようになります。

 

ドコモ光電話の基本料金

 

ドコモ光電話には、2つの料金プランがあります。

 

  1. シンプルプラン(500円)
  2. バリュープラン(1,500円)

 

2つのプランの違いはこれから詳しく説明しますが、ほとんどの人にとっては【シンプルプラン(500円)+発信者番号表示(400円)】の組み合わせで充分だと思います。

 

シンプルプラン

シンプルプランは、何もオプションが付かないプランで、月額500円です。

 

電話の発信と着信だけしかできません。

 

たとえば、誰から電話がかかってきたのか表示される発信者番号表示(ナンバーディスプレイ)もされません。

 

NTT固定回線の1,700円に比べて、とても安いです。

 

が、、機能をそぎ落としすぎている感じがしますね。

 

さすがに、ナンバーディスプレイがないのは不便だと思うので、バリュープランにするか、発信者番号表示(400円)だけでもオプション追加した方がよいでしょう。

 

バリュープラン

バリュープランは、便利なオプション機能がセットになったプランで、月額1,700円です。

 

シンプルプランに相当する基本料500円に加えて1,700円相当のオプションが付いて、月額1,700円です。

 

オプション 内容 月額料金
通話中着信 通話中に第三者から着信があった場合、通話を保留したまま第三者と通話ができるサービス。 300円
転送でんわ かかってきた電話をあらかじめ指定した電話番号に転送するサービス。 500円
発信者番号表示 かけてきた相手の電話番号が、電話に出る前に電話機などのディスプレイに表示されるサービス。 400円
ナンバー・リクエスト 電話番号を「通知しない」でかけてきた相手に、「電話番号を通知してかけ直すよう」伝えるサービス。発信者番号表示の契約が必要。 200円
迷惑電話ストップサービス 迷惑電話を受けた直後に電話機で登録操作を行うことで、以降同じ電話番号からの着信時に、「電話を受けられない」旨を伝えるサービス。 200円
着信お知らせメール 着信があったことを、あらかじめ指定したパソコンや携帯電話のメールで確認できるサービス。 100円

 

さらに、月額480円分(60分に相当)の通話料も含まれています。

 

NTT固定電話(プッシュ回線)の月額料金が1,600円~1,700円です。これにオプションを追加すると2,000円を超えているのが普通です。

 

(たとえば、ナンバーディスプレイを付けるとプラス400円。)

 

NTT固定回線からドコモ光電話(バリュープラン)にすると必ず安くなります。

 

固定電話から電話をかけることが多ければ、バリュープランにしておきましょう。

 

ドコモ光電話のオプション

ドコモ光電話には、NTT固定回線と同じようなオプションがあります。

 

オプション 内容 月額料金
★通話中着信 通話中に第三者から着信があった場合、通話を保留したまま第三者と通話ができるサービス。 300円
★転送でんわ かかってきた電話をあらかじめ指定した電話番号に転送するサービス。 500円
★発信者番号表示(ナンバーディスプレイ) かけてきた相手の電話番号が、電話に出る前に電話機などのディスプレイに表示されるサービス。 400円
★ナンバー・リクエスト 電話番号を「通知しない」でかけてきた相手に、「電話番号を通知してかけ直すよう」伝えるサービス。発信者番号表示の契約が必要。 200円
★迷惑電話ストップサービス 迷惑電話を受けた直後に電話機で登録操作を行うことで、以降同じ電話番号からの着信時に、「電話を受けられない」旨を伝えるサービス。 200円
★着信お知らせメール 着信があったことを、あらかじめ指定したパソコンや携帯電話のメールで確認できるサービス。 100円
ダブルチャネル ドコモ光電話1契約で、同時に2回線分の通話ができるサービス。 200円
追加番号 「ドコモ光電話の契約番号+4電話番号」で最大5つの電話番号をご利用できるサービス。 100円

★がついているオプションは、バリュープランに含まれているオプションです。

 

ただ、本当に必要なオプションは少ないです。

 

ドラゴ
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一般家庭であれば、必要なのは『発信者番号表示(ナンバーディスプレイ)』くらいかなと思います。

 

ドコモ光電話でどれだけ安くなる?

ドコモ光への申し込みをきっかけに、NTT固定電話からドコモ光電話に乗り換えると、NTT固定電話よりも絶対に安くなります。

 

まず、基本料金が安くなります。

 

NTT固定電話基本料金1,600円~1,700円です。(地域による)
これにナンバーディスプレイのオプションを付けている家庭が多いので、プラス400円
およそ2,000円くらいの基本料をNTTに払っている家庭が多いです。

 

一方、ドコモ光の基本料は500円
これにナンバーディスプレイのオプションを付けている家庭が多いので、プラス400円
月額料金は900円とNTTの半分以下になります。

 

それに、通話料も安いです。

 

区分 NTT東日本 NTT西日本 ドコモ光電話
市内通話 8円/3分 8.5円/3分 8円/3分
市外通話 20~40円/3分 8円/3分
IP電話 10.5~10.8円/3分 10.4~10.8円/3分
ドコモ携帯 16円/1分 17円/1分 16円/1分
au携帯 17.5円/1分 18円/1分 17.5円/1分
ソフトバンク携帯 16円/1分 20円/1分 16円/1分
海外(アメリカ) 9円/1分
海外(中国) 30円/1分
海外(韓国) 30円/1分

 

すべての項目においてNTT固定回線より安いのですが、特筆すべきなのが市外通話の安さです。

 

NTTだと20~40円/3分なのが、ドコモ光電話だと日本全国で8円/3分です。

 

ドラゴ
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これは圧倒的におトクです。

 

ドコモ光電話の初期費用

ドコモ光電話を使うには、事務契約手数料と工事料がかかります。

 

ただ、ドコモ光と同時にドコモ光電話を申し込むと、初期費用がグッと安くなります。

 

ドコモ光と同時に申し込む場合

ドコモ光と同時にドコモ光電話に申し込めば、事務契約手数料が無料になります。(本来は2,000円)

 

工事内容によって、下記の工事料が発生します。

 

電話番号の引き継ぎ 工事種類 工事料金
あり 派遣工事 3,000円
無派遣工事 3,000円
なし 派遣工事 1,000円
無派遣工事 1,000円

 

つまり、NTT固定回線の電話番号を引き継ぐ場合は3,000円、新しく配番する場合は1,000円です。

 

派遣工事というは立ち会いあり、無派遣工事というのは立ち会いなしの工事のことですが、ドコモ光電話の工事料には影響しません。

 

ドコモ光の開通後に追加で申し込む場合

ドコモ光が開通した状態でドコモ光電話のみ新規で申し込む場合は、契約事務手数料が2,000円かかります。

 

さらに、工事費が下記のとおり発生します。

 

電話番号の引き継ぎ 工事種類 工事料金
あり 派遣工事 9,000円
無派遣工事 4,000円
なし 派遣工事 7,000円
無派遣工事 2,000円

 

ドコモ光と同時申し込みしないと、初期費用がかなり高いです。

 

通話料は安くなりますが、初期費用を取り戻すにはかなり時間がかかります。

 

正直、ドコモ光電話のみ、後から追加で申し込むメリットはありません。

 

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ドコモ光電話のみ後から申し込むメリットはありません。

 

ドコモ光電話のデメリット・注意点

ドコモ光電話にも、NTT固定回線と比べたデメリットや注意点があります。

 

  1. かけられない電話番号がある
  2. 電話番号が引き継げない場合がある
  3. アナログ戻しが必要な場合がある

 

これら注意点を押さえたうえで、ドコモ光電話を利用しましょう。

①かけられない電話番号がある

ドコモ光電話には、かけられない番号があります。

 

電話番号 サービス
0170 伝言ダイヤル
0180 テレゴング/データドーム
0910 公専接続
114 お話し中調べ
136 ナンバー・アナウンス/ナンバーお知らせ136
141 でんわばん/二重番号サービス
145/146 キャッチホンII
151/152 メンバーズネット
159 空いたらお知らせ159
161/162 ファクシミリ通信網
165 メール送受信

 

正直、ほとんどの方が聞いたこともないサービスなので、使えなくても問題ありませんね。

 

ちなみに、110(警察)や119(消防)は問題なくかけられるので安心してください。

 

②電話番号が引き継げない場合がある

NTT固定回線からドコモ光電話には電話番号をを引き継がせることができます。

 

ただし、『NTT以外から発行された電話番号』は引き継ぐことができません。

 

たとえば、他社の光電話で発行された番号は、ドコモ光電話に引き継ぐことはできません。

 

電話番号を新しく発行してもらう際には、ドコモ光電話に申し込む前に、NTT東日本・西日本から電話番号を発行してもらうと、将来的にドコモ以外に乗り換える際も番号を引き継ぎしやすくなります。

 

③アナログ戻しが必要な場合がある

かなり限られたケースですが、NTTから発番された電話番号をNURO光かauひかりに引き継いで使っている場合、『アナログ戻し』という作業が必要になります。

 

ちなみに、NTT固定回線や、他の光コラボからドコモ光に乗り換える場合には、アナログ戻しは不要です。

 

NURO光かauひかりの光電話からドコモ光電話への乗り換え時にのみ、アナログ戻しが必要です。

 

アナログ戻しには2,000円~10,000円くらいの費用がかかります。

 

アナログ戻しは、ドコモ光電話に申し込む前に完了させておく必要があります。

 

ドコモ光電話の申し込み方法

ドコモ光電話は、ドコモ光の申し込みと同時に申し込むと工事料が無料になり、圧倒的におトクです。

 

ドコモ光の申込みは、WEB申し込み→折り返しの電話で内容確認、という流れです。

 

折り返しの電話の際に、「ドコモ光電話に申し込みます。」と担当者に伝えればOKです。

 

①WEB申し込みをする。

ドコモ光への仮申込みですが、家電量販店やドコモショップではなく、こちら『GMOとくとくBB』というプロバイダから申し込みをしましょう。

 

ドコモ光のプロバイダの中でも回線速度がもっとも速く安定しているのがGMOとくとくBBだからです。

 

さらに、最大20,000円のキャッシュバックがもらえるうえに、Wi-Fiルーターを無料レンタルできるのでいちばんおトクです。

 

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ドコモ光のプロバイダはGMOとくとくBBがいちばん速くて安心できます。

 

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申し込み手順はとってもカンタン。

画面の上の方にある「お申し込み」ボタンから氏名・電話番号・住所などを入力するだけです。

 

 

いちばん重要なのは、電話番号にドコモ携帯の番号を入力するということ。

 

NTT固定電話の番号を入力しないように注意してください。

 

ここにドコモ携帯の電話番号を入力することで、ドコモ携帯とドコモ光の契約がひも付いて、『ドコモ光セット割』が適用されます。

 

ドコモ光の仮申込みはWEBだけでは完結せず、担当者からの折り返しの意思確認の電話が必要です。

 

電話が取れる日時を選択しましょう。

 

②折り返しの電話で内容を確認する。

希望した日時にがかかってきます。電話での確認内容は下記のとおりです。

 

【電話での確認内容】

  • 契約者の氏名住所の再確認
  • ドコモケータイの契約者名義
  • 回線の切り替え日程の希望
  • Wi-Fiルーター無料レンタルの希望有無
  • オプションの申し込み有無
  • キャッシュバック特典の説明 など

 

オプションの申し込み有無の確認があるので、「ドコモ光電話を申し込みます。」と伝えましょう。

 

ここで、いま使っている固定電話の番号があるのであれば、担当者に伝えてください。

 

そうすれば、担当者が必要な手続きを進めてくれます。

 

ちなみに、上記の電話が終わったら、別のスタッフからもう一度電話がかかってきて、重要事項についての説明がきちんとされているか確認されます。

 

まとめ

ドコモ光電話は、NTT固定回線に比べて基本料も通話料も、絶対に安くなります。

 

電話機を交換する必要もなく、電話番号も変わりません。

 

NTT固定電話を使っているのであれば、ドコモ光電話にしない理由はないので、ドコモ光に申し込む際に一緒にオプション申し込みするのがおトクです。

 

ただ、ドコモ光本体と一緒に申し込まないと手数料や工事料が高く付くので、後から申し込むメリットは小さいです。

 

すでにドコモ光を使っているのであれば、そのままにしておくのがよいでしょう。