「NURO光って送られてくるONUを使わないで、自前のルーターを使えますか?」
という質問を問い合わせ欄からいただきました。
残念ながら、NURO光は送付されてくる専用のONU(光回線終端装置)でないとネットにつなぐことはできません。
ただ、NURO光から送られてくるONUには無線LAN機能(Wi-Fi機能)が標準装備されていますし、レンタル料も無料です。
ただ、あくまでもメインで使うのはNURO光から送られてくるONUですが、補助的に自前のルーターを併用した方がよい場合もあります。
- NURO光は送られてくるONUを必ず使わなければならない。(自前のルーターだけではネットにつながらない。)
- そもそも、NURO光から送られてくる端末(ONU)に無線LAN(Wi-Fi)機能が標準で付いているので、不便なことはない。
- 家の中にWi-Fiが届かない部屋がある場合や、接続台数がNURO光の限界(10台or32台)を超える場合は、補助的に自前のルーターを使うのはあり。
この記事では、「NURO光で自分が持っているルーターを使えるのか?」という疑問に答えていきます。
送られてくるONUを使用しないとネット接続できない。
NURO光に申し込むとONU(光回線終端装置)という端末が送られてきます。
NURO光が開通したら、自宅の光コンセントにONUをつなげることで、インターネットに接続することになります。
繰り返しになりますが、NURO光は送付されてくる専用のONU(光回線終端装置)でないとネットにつなぐことはできません。
「自分で買ったルーターの方が高性能だから、送られてくるONUは使いたくない。」という方がいますが、それはできません。
ちなみに、NURO光のONUにはもともとルーター機能が標準装備されているので、Wi-Fi機能を使うために自前でルーターを用意する必要はありません。
コード | ①ZXHN F660T | ②HG8045j | ③HG8045D | ④ZXHN F660A | ⑤HG8045Q |
---|---|---|---|---|---|
写真 | |||||
Wi-Fi機能 (無線LAN) |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
通信規格 | 11 a/b/g/n | 11 a/b/g/n | 11 a/b/g/n | 11 a/b/g/n/ac | 11 a/b/g/n/ac |
Wi-Fi最大速度 | 450Mbps | 450Mbps | 450Mbps | 1,300Mbps | 1,300Mbps |
最大接続数 | 32 | 10 | 10 | 10 | 32 |
ご覧のとおり、5種類のONU(光回線終端装置)のすべてに、無線LAN機能があらかじめ内蔵されています。
いま現在は、④ZXHN F660Aか⑤HG8045QのどちらかがランダムでNURO光から送られてきます。
どちらもWi-Fi最大速度が1,300Mbpsの通信規格に対応している高速ルーター機能が付いています。
次に紹介する例外を除いて、自前のルーターを使う必要はまったくありません。
【例外】自前ルーターを補助で使う2つのケース
ただし、例外的に次の2つの場合は自前のルーターを補助的に使うことを検討してもよいです。
【自前ルーターの利用を検討するケース】
- 家の中にWi-Fiが届かない部屋がある場合
- 接続台数がNURO光の端末の限界(10台or32台)を超える場合
これらの場合だけは、中継器として自前のルーターを使うことを検討するのはありです。
①Wi-Fiが届かない部屋がある場合。
NURO光のルーター機能付きONUは優秀なので、基本的にそれを使えば家中にWi-Fiが届きます。
ただし、ルーターを設置している場所や家の構造などが原因で、Wi-Fiの電波が届かない部屋が出てしまう場合があります。
ルーターの電波は障害物、電磁波を出す機器に弱いためです。
特に、2部屋以上隔ててWi-Fiを接続したり、階を隔てるとどうしてもWi-Fiの電波が弱くなります。
その場合は、別途、自前ルーターを用意し、それを中継器として使うのはありです。
正直、NURO光のONU(光回線終端装置)から直接Wi-Fiをつなぐよりも速度は遅くなりますが、安定はします。
接続台数がNURO光の端末の限界を超える場合。
インターネットに接続する機器が多い場合には、自前ルーターを用意する必要があります。
NURO光から送られてくる端末のWi-Fiの最大接続台数は10台か32台です。
コード | ZXHN F660A | HG8045Q |
---|---|---|
写真 | ||
Wi-Fi機能 (無線LAN) |
〇 | 〇 |
通信規格 | 11 a/b/g/n/ac | 11 a/b/g/n/ac |
Wi-Fi最大速度 | 1,300Mbps | 1,300Mbps |
最大接続数 | 10 | 32 |
残念ながら、どちらが遅れれてくるかはランダムに決まるので、指定することはできません。
ZXHN F660Aが送られてきた場合には10台、HG8045Qが送られてきた場合には32台が最大接続台数です。
これを超える端末をWi-Fi接続したい場合には、自前のルーターを使う必要があります。
この場合、「二重ルーター」の状態となりネットワーク構成的には好ましくはありませんが、スマホを接続するくらいであれば問題ありません。
まとめ:NURO光から送られてくるONUを使おう!
繰り返しになりますが、NURO光は送付されてくる専用のONU(光回線終端装置)でないとネットにつなぐことはできません。
NURO光は、もともとNURO光の端末(ONU)にルーター機能がついているため、基本は無料レンタルされるONUだけでOKです。
送付されてくる端末自体が優秀なので、高速のWi-Fiが使えます。
ちなみに、NURO光に申し込むのであれば、家電量販店などではなく、こちらの公式サイトから申し込みましょう。
本来なら40,000円する回線工事費が無料になるうえに、45,000円のキャッシュバックがもらえるという最強のキャンペーンをしているからです。
以前はキャッシュバック金額は40,000円でしたが、45,000円に増額されました。
いつまた元の金額に戻るか分からないので、NURO光を使うならお早めに申し込みください。