「NURO光は何年契約で、どのタイミングで解約すればお金がかかりませんか?」
という質問を問い合わせ欄からいただきました。
NURO光は契約期間と工事費の分割払いという2つの要素があるので、お金がかからずに解約できるタイミングが少し複雑です。
次の5つのポイントを押さえれば、NURO光の解約で思わぬ出費をくらうことはありません。
- NURO光は2年縛りの自動更新契約。契約満了月以外で解約すると契約解除料(違約金)が9,500円かかる。
- 工事費は30ヶ月(2年半)の分割払い。
- お金がかからずに解約できるタイミングは契約してから4年後(49カ月目)のタイミング。
- 少なくとも2年半はNURO光を使うつもりで契約すべき。
- 最初にキャッシュバックをもらっておくことで違約金のダメージを少なくできる。
NURO光は2年縛りの自動更新契約。
NURO光は2年縛りの自動更新契約です。
契約期間は2年間で、2年に一回の契約更新月に自動的に契約が更新されます。
上記の図のとおり、契約解除料(違約金)がかからずに解約できるのは、2年に一度の契約更新月だけです。
2年経ったタイミング(25ヶ月目)が過ぎると、また新たな契約期間が始まります。
ちなみに、NURO光の契約開始月は開通した日、つまり2回目の回線工事(屋外工事)が完了してNURO光が使えるようになった日を含む月です。
NURO光は他の光回線と異なり、回線工事が2回あります。
こちらがNURO光の申し込みから開通までの流れです。
ステップ5の屋外工事が開通、つまり契約開始となります。
申込日が契約開始月ではない点に注意してください。
工事費は2年半(30ヶ月)で分割払い。
NURO光の回線工事費は40,000円です。
これを2年半(30ヶ月)かけて、月額1,333円ずつ分割で支払うことになります。
ただし、こちらの公式特設サイトから申し込めば、2年半(30ヶ月)の継続利用を条件に無料になります。
厳密には、「工事費の分割払いの金額と同じ金額が、月額基本料から割引される」という契約になっています。
ただし、工事費の分割払期間中に解約した場合は、支払っていない工事費の残債額を一括請求されることになります。
たとえば分割払期間の30ヶ月の半分、15ヶ月(1年3ヶ月)でNURO光を解約したとすると、40,000円の回線工事費の半分、20,000円が一括で請求されます。
お金がかからずに解約できるのは4年後。
いちばん気になるのは、「お金がかからずにNURO光を解約できるタイミングはいつか?」ということだと思います。
結論としては、NURO光が開通してから4年後(49ヶ月目)が違約金も工事費もかからないで解約できるタイミングです。
上記の図のとおり、NURO光が開通してから30ヶ月(2年半)で回線工事費の分割払いが終了します。
そして、その次の契約更新月、つまり49ヶ月目(4年目)のタイミングで解約すれば、解約に伴うお金なしで解約することができます。
正確には、49ヶ月目にNURO光のサポートデスクに連絡をして解約する旨の連絡をすれば、違約金も工事費の残債もなしで解約することができるということです。
違約金や工事費残債のダメージを少なくするポイント。
ここは、NURO光というよりも、どの光回線にも共通していることなので、「そういう仕組みなんだ。」と割り切った方がいいです。
繰り返しになりますが、NURO光を違約金も工事費の残債もなしで解約するのは、4年目(49ヶ月目)に解約するしかありません。
そのタイミングを逃すと、6年目(61ヶ月目)まで待つ必要があります。
「いや、そんなタイミングよく解約できないでしょ。」っていうのが普通の感覚です。
ということで、少しでも違約金や工事費残債のダメージを少なくするポイントをお伝えします。
- 少なくとも2年半は使うつもりで申し込む
- NURO光の利用中に引っ越すなら、「移転特典」の制度を使う。
- 最初に45,000円のキャッシュバックをもらっておく
この3つのポイントを押さえておけば、NURO光の違約金や工事費の残債のダメージを少なくすることができます。
①少なくとも2年半は使うつもりで申し込む
NURO光は、少なくとも2年半(30ヶ月)は使うつもりで申し込みましょう。
なぜなら、回線工事費の分割払い期間が2年半(30ヶ月)で、2年半未満で解約すると回線工事費の残債が一括で請求されるからです。
②NURO光の利用中に引っ越すなら、「移転特典」の制度を使う。
NURO光には引っ越し先でも契約を継続する「移転特典」という制度があります。
【NURO光 移転特典】
引っ越し先でもNURO光を使う場合、金銭的な負担なしで継続できる制度。
- 違約金は不要。
- 工事費の残債の支払いなし。
- 事務契約手数料もなし。
ただし、引っ越し先でNURO光が開通してから2年半(30ヶ月)使うことが、回線工事費を無料にする条件になります。
③最初に45,000円のキャッシュバックをもらっておく
NURO光の解約を「違約金も工事費の残債もない」という絶妙のタイミングで解約できることはなかなかありません。
特に、違約金については2年に一回の契約更新月で解約するしかないので、「NURO光を解約するときには9,500円の違約金がかかる。」と覚悟しておいた方がいいです。
その代わり、NURO光に申し込む際に、キャッシュバックをもらっておきましょう。
それで、違約金のダメージを少なくすることができます。
NURO光はこちらの公式特設サイトから申し込めば、45,000円のキャッシュバックがもらえます。
他のどの申し込み窓口よりもおトクです。詳しくは次の記事を参考にしてみてください。
ちなみに、以前は40,000円のキャッシュバックだったのが45,000円に増額されています。
いつ元の金額に戻るか分からないので、NURO光に申し込むことを決めているならお早めにお申し込みください。