「ぼくらの英語コーチングが気になっているんだけど、どんなスクールなの?」
「ひと月20,000円からコーチングが受けられるっていうけど、ちゃんと身につくの?」
ぼくらの英語コーチングは、東京・雑司ヶ谷(ぞうしがや)の一角でひっそりと行われている知る人ぞ知るコーチング英会話教室です。
パーソナルコーチングではなく4人制のグループコーチングを採用することで、ひと月20,000円で英語コーチングを実現しています。
ただ、個人経営で規模が小さいので口コミも少なく、「どんなスクールなのかな…」と不安になる人もいるでしょう。
何を隠そう、当サイトの管理人である市川は、ぼくらの英語コーチングに2019年7月~8月の2か月間通っていました。
私自身の体験談と主催者であり講師である竹内 智則(たけうち とものり)さんへのインタビューを通じて、ぼくらの英語コーチングについてあなたが疑問に思うであろうことを徹底的に調べつくしました。
この記事を読めば、ぼくらの英語コーチングの公式サイトよりもぼくらの英語コーチングのことが分かりますよ~!
ぼくらの英語コーチングってどんな英会話スクール?
3ヶ月で50万円が相場のコーチング英会話教室の中で、「ひと月20,000円からコーチングを受けられる」とリーズナブルなサービスを展開しているのがぼくらの英語コーチングです。
「とにかくコーチング英会話の金額を下げたかった。
自分だったら出せるのはこの金額だな、というのが月額20,000円だったんです。」
というのが竹内智則さんがぼくらの英語コーチングを始めたきっかけ。
料金を下げるために竹内さんが考えたのが、4人制のグループコーチングという仕組みです。
マンツーマンでない分、月額料金を下げることに成功しています。
当サイトの管理人である市川も、実際に2か月間ぼくらの英語コーチングに通ってみました。
結論としては、東京・雑司ヶ谷に週1回通える範囲にいる人なら、とてもコスパが高いスクールだと思います。
英語を効率的に習得するための方法論はある程度まで確立されており、グループコーチングでもその方法論にもとづいたコーチングは受けられます。
ただ、東京・雑司ヶ谷に2か月間、土日に通えない人や、毎日の学習進捗を報告するシステムはないので強制力を働かせて英語学習を習慣化したい人には向かないと思います。
特徴 | ・4人制グループコーチングにより月額20,000円でコーチング英会話を実現。 ・リスニングとスピーキングの2つのクラスで、それぞれ2つのレベル設定。 ・手作り感と温かみのあるスクール。 |
---|---|
校舎 | 東京・雑司ヶ谷 |
標準的な通学期間 | 2ヶ月 |
受講料の目安 | ・入会金0円 ・受講料2万 ※2つのコースを続けて受講、または、2つのコースを同時に受講すると18,000円に割引 |
プログラム内容 | ・週1回90分のレッスンを7週間取り組むプログラム。 (1週間お休みが入るので、レッスン自体は6回) ・リスニングA・B、スピーキングA・Bの合計4クラス。 |
返金保証 | なし |
向いている人 | ・コーチング英会話を受けてみたいけど、3ヶ月50万円なんて払えない人 ・これまで色んな英語学習をやってきたけど、ピンッとこなかった人 ・毎日30~1時間の学習時間を自分で確保できる人 ・東京の雑司ヶ谷まで週1回通える人 |
主催者兼講師の竹内さんにインタビュー!
ここまではぼくらの英語コーチングの公式サイトを見れば分かるお話。
「ひと月20,000円からコーチングが受けられるっていうけど、ちゃんと身につくの?」という疑念はなかなか消えないと思うので、ぼくらの英語コーチングを訪ねて、講師である竹内さんにお話を聞いてきました。
ぼくらの英語コーチングのレッスンスタジオは池袋から副都心線で一駅の雑司ヶ谷(ぞうしがや)にあります。
雑司ヶ谷は、池袋から徒歩20分くらいと程近いエリアですが、歴史的あるお寺や昔ながらの商店街、そしてオシャレなカフェもあったりととても温かみのある街です。
ぼくらの英語コーチングはこちらのレトロな雰囲気の建物の2階で開催されています。
ということで、さっそくインタビュー。
元受講生ということで、色々と突っ込みながら話ができました。
今日は受講生としてではなく、英会話サイトの運営者としてお話を伺いに来ました。よろしくお願いします。
さっそくですが、ぼくらの英語コーチングと他スクールとの違いってなんですか?
それでいて授業のクオリティはそのままになるように工夫しているのが他スクールには無い特徴です。
月額20,000円は「自分が出せる金額」で考えた。
コーチング英会話に興味はあるけど、いきなり3ヶ月50万円はハードルが高くて。
多くの人にとって、他スクールみたいに月額10万円以上はなかなか払えないですよ。。
感覚的にですが、自分がコーチング英会話に出せる金額は20,000円だな、と思ったんです。
ぼくらの英語コーチングの最大の特徴は、月額20,000円以下という価格設定です。
後ほど説明しますが、全部で4つのコースがあります。
それぞれ90分レッスンを週1回、2ヶ月間受けるプログラムになっています。
1つのコースの月額料金がなんと20,000円。
さらに、2つのコースを同時に受講したり、2つのコースを続けて受講すれば、月額料金が18,000円に割引になります。
しかも、入会金は無料。
ただし、授業で使用するテキストは市販のもので、それは自分で購入する必要があります。
(それぞれのコースのテキスト代の目安は後ほどお伝えします。)
コーチング英会話の受講料の相場は3ヶ月で50万円なので、金銭的な負担は比べるまでもありません。
ただ、「安かろう悪かろうなんじゃないの?」という心配があると思うので、そこに切り込んでいきます。
1レッスンあたり4人をベースにレッスンを組み立てています。
グループコーチングでもパーソナルコーチングと同じクオリティを実現した
そして、パーソナルコーチングは「人それぞれの指導」と言いつつも、それぞれに適したカリキュラムを作っているうちに、いくつかのパターンに分かれていることに気付いたんです。
だから、先にレベルを分けたカリキュラムを用意して、受講生のレベルに応じてどのコースを受けてもらうか振り分けるということをやっています。これで個々の受講生が、それぞれのレベルに合った内容で課題を明確にしながら取り組めるようになっています。
ぼくらの英語コーチングの特徴であるグループコーチングでいちばん心配になるのが、「自分に合ったコーチング指導が受けられるのか?」ということです。
竹内さんはパーソナルコーチングの経験を通じて、グループコーチングでもパーソナルコーチングと同等のクオリティでコーチングを実施するメソッドを開発されたそうです。
要点をまとめると、次のとおりです。
- 日本人が英語を効率的に学習するための方法論は、ある程度は確立されている。
- 「英語を習得する」というゴールはみんな同じだが、人によってゴールに到達するための道のり、課題は違う。
- ただ、その課題を指摘し、直すためのトレーニング方法を指導することはグループコーチングでも可能
確かに、私もぼくらの英語コーチングのリスニングAを受講しましたが、90分のレッスンの中では、必ずテキストのシャドーイングをその場でやるように指示があり、修正ポイントや学習を進めるうえで特に気を付けるべきところのアドバイスをもらっていました。
それをマンツーマンで受けるか、グループで受けるかという違いだと考えていただいてもいいのではないかと思います。
コースは全部で4つ。どれから始めればいい?
リスニングA・B、スピーキングA・B。
コース選びの目安ってありますか?
一般的な目安として、TOEIC700点以下ならリスニングA、TOEIC以前に英文法に不安がある人はスピーキングAからスタートすることをオススメします。
700点以上ある方はリスニングB、スピーキングBからスタートで良いと思います。
ぼくらの英語コーチングでは、全部で4つのコースが準備されています。
コース名 | 内容 | できるようになること |
---|---|---|
リスニングA | 英語リスニングの基礎を身につけるコース。 多聴トレーニングとシャドーイング、発音の学習を通して英語が聞こえる耳をつくります。 |
・日常会話でよく使われる約2,000の単語が聞き取れるようになる ・英語の発音と日本語発音の違いが分かり、聞き分けられるようになる |
スピーキングA | 話すために必要な文法をまるっと2ヶ月で習得するためのコース。 学んだ文法は「瞬間英作文」を通して、実践的に使う訓練も行います。また、簡単な英文を自分の力で考え、話す力も養います。 |
・話すために必要な文法が身につきます ・身近なことが、短い文章ですらすらと口に出せるようになります。 |
リスニングB | 映画をまるごと1本題材に、実践レベルのリスニングを磨くコース。 早い英語の「発音トレーニング」と「意味の理解」を柱に、多聴トレーニングを行います。 |
・早い英語や繋がった英語が聞こえるようになる ・大学レベルの文法や表現が自分で扱えるようになり、聞き取れるようになる |
スピーキングB | 長いスピーチや様々なジャンルでの会話ができるようになるためのコース。 ニュース記事を題材に「日本語 → 英語」の翻訳を行い、様々なジャンルで自分の考えを繋げて話せるようにします。 |
・文法や単語力の他に、英語のコミュニケーションで重要なことが理解できる。 ・様々な内容で、簡潔で魅力のある英語を話せるようになる。 |
「どのコースから始めるべきか?」というのが悩ましいところですが、
- 基本的な英文法が身に付いていない人 → スピーキングA(英文法を学べるから)
- 初心者(TOEIC700以下) → リスニングA
- 中級者以上 → リスニングBまたはスピーキングB(自分が伸ばしたい方を優先)
というのが一つの目安になります。
そして、プランの選び方。
ぼくらの英語コーチングは、普通に1つずつのコースを受講する「レギュラープラン」と、受講料が割引になる「W受講プラン」、「4ヶ月プラン」があります。
実際にリスニングAを受講した経験からアドバイスをすると、W受講プランはけっこう大変だと思います。
1日あたり最大2時間の学習を続けるのはハードルが高いので、まずはレギュラープラン、割引を狙うなら4ヶ月プランから始めるのが失敗のない選択だと思います。
(もちろん、「一気に英語力を伸ばしたいんだ!」という強い意志のある方はW受講プランからスタートしても大丈夫です。)
まずは、上記の目安にしたがって無料体験を受講して、講師の竹内さんと相談するのがよいでしょう。
どんな風に学習を進めていくの?
基本的には、1つのコースについて毎日30分~1時間の自習時間が必要です。
ぼくらの英語コーチングは、NOVAやGabaのような英会話スクールではありません。
設定された課題に取り組むことで、効率的な学習法の定着と英語力の向上の2つを同時に達成していくコーチングスクールです。
自習課題はコースごとに異なりますが、1日あたり30分~1時間が目安です。
私もリスニングAを受講しましたが、やはり1日あたり30分~40分くらいはやっていました。
コーチング英会話スクールの中には、1日あたりの学習時間を3時間に設定しているところもありますが、ぼくらの英語コーチングではそういった時間を追い求めるような指導はありません。
学習時間についても、講師である竹内さんが「自分だったら、1時間が限界。」という感覚から設定されています。
(個人経営のスクールなので、講師の色が出るところですね!)
一部のコーチング英会話スクールのように、学習内容・学習時間を毎日報告するようなシステムはないので、自律的に毎日30分~1時間の勉強ができる人でないと、ぼくらの英語コーチングには向いていないと思います。
その他に気になることを聞いてみた
ぼくらの英語コーチングがどんなスクールか、どんなコースがあるのかということをお伝えしてきましたが、最後に色々と気になることを聞いてきました。
どんな人に向いている?
たとえば、いろんな本とかブログで勉強を見てきたけど、正解が分からない人に来て欲しいです。
ぼくらの英語コーチングは、英会話レッスンを提供する場ではなく、効率的な学習法の定着を目指していくスクールです。
カリキュラムに沿って自習課題に取り組み、課題の進捗とつまづいているポイントを、グループレッスンの中で確認・克服していきます。
これまでの英語学習の方法でイマイチ伸びなかった人にはうってつけのスクールだと思います。
一方、課題の取り組み状況を細かく確認されることもないので、サボろうと思えばサボれてしまうスクールです。
「2か月間、英語の力をしっかり伸ばしたいんだ!」という人でなければ、向いていないと思います。
英語学習にはどうしても時間がかかるので、それは事実です。
あと、とにかく暗記ではなく、考えて答えを出せる人の方が伸びると思います。
卒業した後は?
スピーキングについては、オンライン英会話を活用するのを勧めてますが、1~2週間くらい海外に行っちゃう方が上達が速いんじゃないかなと思ってます(笑)
ぼくらの英語コーチングは、1つのコースが2か月間です。
1つずつ修了していくと2ヶ月×4コース=8ヶ月で修了。
2つのコースを同時に受講すれば、4か月間で全てのコースを修了することができます。
卒業した後の学習方法についても竹内さんからアドバイスをもらえるのが親切ですね。
- リスニングBでは映画を題材にするので、修了したら他の映画にチャレンジ。
- スピーキングBを修了したらオンライン英会話
- でも、いちばん手っ取り早いのは1~2週間の海外旅行
どのオンライン英会話がオススメかも教えてもらえますが、そこはぜひ修了してから聞いてみてください。
なお、海外旅行はAirbnb(えあびーあんどびー)という世界各国の現地の人たちが、自宅などを宿泊施設として提供するインターネット上のサービスで旅行をすることがおすすめとのことです。
そうすれば、現地の人と否が応でもコミュニケーションをとることになりますからね。
ぼくらの英語コーチングのメリットとデメリット
ここまで、私自身の受講経験や講師である竹内さんへのインタビューを通じて、ぼくらの英語コーチングについて詳しく紹介してきました。
それを踏まえて、ぼくらの英語コーチングのメリットとデメリットを整理します。
まずはメリットから。
- 月額20,000円で英語コーチングを受けられる。破格!
- リスニングとスピーキングの能力を伸ばせる学習方法をきちんと身につけられる。
- 卒業後の学習についてもアドバイスをもらえる、温かみのある運営。
実際に通ってみて感じたデメリットもあります。
- 東京・雑司ヶ谷まで通う必要あり。(遠隔地だと現実的には難しい)
- 授業日程が決められており、開講日が年に数回なのでタイミングが合わないと受講できない。
- ネイティブ講師と話す機会はない。(上級者でネイティブと話すのに慣れたいという人ならオンライン英会話などにすべき。)
メリットとデメリットを踏まえて、ぼくらの英語コーチングがオススメな人をお伝えします。
ぼくらの英語コーチングがオススメな人
英会話学習に限らず、世の中には「様々」な勉強法が溢れています。
この「様々」というところがミソで、人によって最適解は異なるのです。能力も経験もバラバラなので当然です。
「コーチング英会話塾」とひとくくりにされますが、それぞれのスクールならではの指導方針や特徴があり、人によってどのスクールが合うのかは異なります。
最後に、「こんな人なら、コーチング英会話スクールの中でもぼくらの英語コーチングを候補に入れた方がいいよ!」という方をお伝えします。
- コーチング英会話を安い授業料で受けたい人
- 英語学習への意欲はあるけど、これまでの学習方法にピンっと来てない人。
- 東京・雑司ヶ谷に週1回通える人
この記事を読んで、「ぼくらの英語コーチングに通ってみようかな!」と思ったら、ぜひ無料体験レッスンに参加してみてください。
無料体験レッスンで話を聞いてみて、申し込むかどうか考える時間があるとも考えられるので、とりあえる無料体験レッスンに申し込んでみましょう!