「Gaba(ガバ)とワンナップ英会話ってどっちがいいですか?」という質問を問い合わせ窓口からいただきました。
関東に住んでいて、マンツーマンレッスンの英会話スクールに通うことを検討している方なら、この2つで迷うことが多いと思います。
そこで、サービスや料金を比較するとともに、通学経験者にアンケートを取りました。
その結論がこちらです。
- 好みの問題はあるが、Gabaよりワンナップ英会話の方がおすすめ。
- ただし、ワンナップ英会話の校舎(新宿、品川、銀座、恵比寿、日本橋、横浜)に通いづらい人はGabaにすべき。
- 校舎の立地的に両方とも通えるなら、雰囲気の違いもあるので、できれば両スクールの無料体験に参加して判断。
Gabaとワンナップ英会話ってどんなスクール?
Gabaとワンナップ英会話はどちらもマンツーマン専門の英会話教室です。
ただ、それぞれに特徴のあるスクールなので、比較するうえでのポイントをお伝えします。
Gabaは講師がWEB予約時に指名できるのが良い。
Gaba(ガバ)は、講師を指名してレッスンを受けられるマンツーマン専門の英会話教室です。
Gabaが登場する前は駅前留学というキャッチコピーで一世を風靡したNOVAに代表される「お手軽な英会話スクール」か、日米英語学院のようなちょっと固めの「英会話学校」の2種類でした。
そのような英会話教室マーケットに、ビジネスパーソンをメインターゲットにした英会話スクールとして登場したのがGabaです。
いわゆる、高級路線を打ち出したマンツーマンレッスン専門英会話スクールの先駆けです。
Gabaは、講師がインテリでレベルが高いのも特徴的ですが、それ以上に講師を指名して予約できるのがすごいところ。
ワンナップ英会話を含め、他のスクールでは「レッスン時間枠を予約する」のが普通で、講師を指名はできません。
マンツーマンレッスンなので、自分にとって相性の良い講師を見つけられれば、一気に英語力をアップさせることができます。
レッスン中には先生がメモを取ってくれるのでスピーキングに集中できます。
また、レッスン予約がフレキシブルで、早朝や夜9時以降のレッスンもあり、校舎も自由に振り替えられるなど、英会話スクールに通う環境はとても優れています。
ただ、ベルリッツほどではありませんが、どうしても受講料は高めになります。
ビジネスパーソンが平日夜に通うとなると、レッスン単価は7,500円くらいです。
特徴 | 多少高めの料金を払ってでも、しっかりとしたビジネス英語を学習したい人向けの英会話スクール |
---|---|
校舎 | 全国40校以上 |
レッスン単価(マンツーマン) | 5,000円~8,000円 |
受講料 | 入会金30,000円、教材費20,000円くらい |
レッスン時間 | 40分 |
教材 | Gabaのオリジナルテキスト |
講師 | ネイティブ講師 |
校舎の振替 | 全国どこの校舎でも振替受講ができる |
どんな人に向いているか | 経済的に余裕があるビジネスパーソン |
ワンナップ英会話はコスパに優れている。
ワンナップ英会話は、受講料が安くて授業時間が長い、お値打ちなマンツーマン専門の英会話スクールです。
誤解を恐れずに言えば、ワンナップ英会話はマンツーマン専門の最大手であるGabaをかなり意識していると思われます。
(注)ワンナップ英会話がそう言っているのではなく、私の独自見解です。
- レッスン時間はGabaの40分に対して50分
- 講師のレベルはGaba以上を確保。(理由は後ほど!)
- オーダーメイドにできるプリント型の教材
- 1レッスン当たりの受講料はGabaのおよそ80%。テキスト代はGabaの半分以下。
このように、「①レッスン時間、②講師、③教材、④受講料という英会話教室の4大要素を、すべての面でGabaに勝つ!」という強い意志が感じられます。
当サイトでは数多くの英会話スクールを調査してきましたが、マンツーマン英会話スクールの中では間違いなくトップクラスに入るスクールです。
ただ、校舎が首都圏のみで6校舎(新宿、品川、銀座、恵比寿、日本橋、横浜)しかないのがデメリット。
もし、マンツーマンレッスンを探していて、勤務地や自宅から通いやすいところにワンナップ英会話があるなら、間違いなく候補に入れるべきスクールです。
特徴 | 受講料が安いのに、レッスン時間は50分と長いのに受講料が安いお値打ちのスクール。 |
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校舎 | 新宿、品川、銀座、恵比寿、日本橋、横浜 |
標準的な通学期間 | 1年~2年 |
受講料の目安 | ・入会金30,000円 ・1年間70レッスン:419,580円 ・教材費¥8,000&カリキュラム作成費¥5,000 →462,580円(税込:508,838円) |
プログラム内容 | ・レッスンはマンツーマンのみ ・レッスン時間は50分(一般的なマンツーマンより10分長い) ・ ・コーチングのプログラムあり(別料金) |
返金保証 | なし |
向いている人 | ・マンツーマン英会話に決めている人 ・校舎から通いやすいところに住んでいる人 |
Gabaとワンナップ英会話を徹底比較!
いよいよ、Gabaとワンナップ英会話を比較していきます。
Gabaとワンナップ英会話を比較した表がこちら。
Gaba | ワンナップ |
---|---|
①1年間通った場合の標準的な受講料 | |
520,000円 レッスン単価は約7500円。 |
419,580円 レッスン単価は約6,000円。コスパが良い。 |
②レッスン時間 | |
40分 大手スクールで標準的なレッスン時間。 |
50分 Gabaよりも10分長い。塵も積もれば山となるで意外と大きな差になる。 |
③講師 | |
〇 大手の中では最高レベル。 |
◎ Gabaより給与水準を高くして採用。 |
④テキスト | |
△ 内容は良いが高い。 |
◎ オーダーメイドにできるプリント型。予約 |
⑤予約システム | |
◎ スマホから講師指名して予約可能 |
△ 窓口予約がメイン |
⑥校舎数 | |
○ 全国50校舎 |
✕ 首都圏6校舎のみ |
上記の表のとおり、予約システムと校舎数以外の項目でワンナップ英会話が勝っていることから、ワンナップ英会話に軍配を上げています。
- Gabaよりワンナップ英会話の方がおすすめ。
- ただし、ワンナップ英会話の校舎(新宿、品川、銀座、恵比寿、日本橋、横浜)に通いづらい人はGabaにすべき。
それぞれの項目について詳しくお伝えしていきます。
①受講料
受講料に関しては、ワンナップ英会話の方が安いです。
目安ですが、ワンナップ英会話の受講料はGabaの8割くらいです。
レッスン単価(税抜)で比較すると、
- Gaba 7,500円
- ワンナップ英会話 6,000円
くらいのイメージです。
もちろん、一度に購入するポイント数によって異なりますが、ワンナップ英会話の方が安いのは間違いありません。
②レッスン時間
ワンナップ英会話の方がレッスン時間が長くておトクです。
Gabaの40分に対して、ワンナップ英会話が50分です。
Gabaが短いわけではなく、ワンナップ英会話が長いんです。
大手英会話スクールのマンツーマンのレッスン時間の一覧をご覧いただければ、お分かりいただけると思います。
№ | スクール名 | レッスン時間(マンツーマン) |
1 | ワンナップ英会話 | 50分 |
2 | Gaba | 40分 |
3 | ベルリッツ | 40分 |
4 | NOVA | 40分 |
5 | シェーン英会話 | 40分 |
6 | イーオン(AEON) | 30分、40分、50分のいずれか |
7 | ECC外語学院 | 40分(60分も選択できる校舎あり) |
「たかが10分でしょ。」と思うかもしれませんが、実際に受講してみると、40分と50分の違いは大きいです。
レッスンの本題に入る前のアイスブレイクが5分とすると、レッスンの本題は40分レッスンだと35分ですが、50分レッスンだったら45分もあります。
そして、この10分の差が積もれば大きな差になります。
1年間で70レッスン(週1.5回ペース)だとすると、700分ですからね。
アウトプットの量が多いほど、英会話の上達は速くなります。
③講師
講師については、ワンナップ英会話の方が良いと思われます。
Gabaの講師が悪いというわけではありません。
「Gabaの講師はレベルが高い。」という口コミを見かけますが、事実だと思います。
実際にレッスンを受けてみましたが、指導の仕方も的確ですし、ノートは講師が取ってくれるなど、とても洗練されています。
ただ、ワンナップ英会話はGabaに対抗するために、講師の給与をGabaよりも高く設定しているという情報を得ました。
来日した外国人が仕事を探すサイトがあるんですが、Gabaよりもワンナップ英会話の方が高めの給与水準を設定していることを確認しました。
同じ仕事ならより給与水準の高い方に行くのは当たり前ですね。
④テキスト
テキストについては、Gabaよりもワンナップ英会話の方が優れていると思います。
なぜなら、ワンナップ英会話の教材はプリント型になっており、
- 細かいレベル調整ができる
- いま、本当に必要な内容のレッスンを受けることができる
- 特に強化したい分野のレッスンを受けることができる
といったメリットがあり、オーダーメイドでレッスンをカスタマイズできるからです。
また、Gabaだとレベルが上がるごとにテキスト代が2万円くらいかかりますが、ワンナップ英会話だとプリント型なのでそういったことはありません。
1回の申し込みごとに8,000円のテキスト代がかかるだけ。
(つまり、48回のコースでも70回のコースでも同じ8,000円のテキスト代になるという仕組み。)
⑤予約システム
予約システムについては、ワンナップ英会話よりGabaの方が優れています。
Gabaの予約システムの最大の強みは、レッスン毎に講師を選択できるところです。
マイページ上で、講師のプロフィールと予約可能な日程を確認できて、簡単に予約ができます。
それに対して、ワンナップ英会話は、原則としてレッスン時間枠を予約するという仕組みです。
ただ、電話予約や受付にてスタッフに伝えれば講師を指名することもできます。
予約方法は、来校時に次回の予約をするか、電話で行います。
マイページから希望日時を伝えることもできますが、教室からの連絡をもって確定となります。
予約システムについては、マイページで自由に予約できるGabaの方が勝っています。
⑥校舎数
校舎数に関しては、Gabaの圧勝。勝負になりません。
- Gaba:東京都と神奈川で30校以上。主要ターミナル駅に校舎あり。
- ワンナップ英会話:新宿、品川、銀座、恵比寿、日本橋、横浜の6つのみ
こちらがGabaの首都圏の校舎マップ。
主要なターミナル駅にはだいたいGabaのスタジオがあります。
英会話教室選びの際に、「通いやすいところに校舎があるか」というのは最重要ポイントの一つ。
英会話教室に通い始めるときはやる気まんまんなので、「少しくらい遠くても質の良いところでレッスンを受ける!」と思うものです。
しかし、だんだんと足が遠のいてしまって、結局、挫折する。。なんて人はたくさんいます。
ワンナップ英会話の校舎(新宿、品川、銀座、恵比寿、日本橋、横浜)に通いづらいなら、Gabaにしましょう。
立地的に両方とも通えるなら?
ここまで、Gabaとワンナップ英会話を比べて、以下の通りの結論としました。
- Gabaよりワンナップ英会話の方がおすすめ。
- ただし、ワンナップ英会話の校舎(新宿、品川、銀座、恵比寿、日本橋、横浜)に通いづらい人はGabaにすべき。
- Gabaよりワンナップ英会話の方がおすすめ。
- ただし、ワンナップ英会話の校舎(新宿、品川、銀座、恵比寿、日本橋、横浜)に通いづらい人はGabaにすべき。
ただし、校舎の立地的に両方とも通えるなら、できれば両スクールの無料体験に参加すべきだと思います。
なぜなら、英会話教室にはそのスクールごとの雰囲気やカラーがあるからです。
「なんとなくGabaの方が自分に合っているかも。。」のような感覚を持つ人もいるはずです。
それは、カウンセラーの方の雰囲気だったり、講師の人柄だったり、数字で比べられない部分だったりします。
そういったこともあるので、Gabaとワンナップ英会話の両方とも立地的に通えるなら、両方の無料体験に参加して雰囲気を確認してみましょう。