「NURO光の回線工事ではビス留めが必要みたいなんですけど、家に傷を付けたくないです。ビス留めなしで工事は実施できませんか?」
という質問を問い合わせ欄からいただきました。
ということで、この記事では、NURO光の回線工事でビス留めを避ける方法を詳しくお伝えしていきます。
- NURO光の回線工事でビス留めが発生するのは①光キャビネットの取り付けと②引留金具の固定の2か所。
- ①光キャビネット(光ケーブルを収納する箱)の取り付けは、ビス留めではなく両面テープでの対応が可能。
- ②引留金具の固定はビス留めが必須。(ただし、ほとんどの家には設置済みの設備なので、NURO光のために設置するのはレアケース。)
- 工事の数日前に工事業者から事前確認の電話があるため、「ビス留めではなく、両面テープで工事してください。」と伝えておけば大丈夫。
- どうしても不安であれば、工事の当日にビス留めなしで工事ができるか確認し、ビス留めが必要であればキャンセルすればOK。(工事着手前ならキャンセル料は発生しない。)
この記事を読めば、ビス留めに関する心配をせずに、NURO光の回線工事を実施できますよ。
ビス留めが発生する工事の箇所は2か所
下記の図のとおり、NURO光の回線工事でビス留めが発生するのは①光キャビネットの取り付けと②引留金具の設置の2か所です。
ちなみに、光キャビネットとは光ケーブルを収納する箱のこと、引留金具とは光ケーブルを壁に引き留めるための金具です。
ビス留めが必須か、両面テープで代用できるのかの違いがこちらです。
- 光キャビネットの取り付け → ビス留めではなく、両面テープで代用できる。
- 引留金具 → ビス留めが必要!(ただし普通は引留金具はすでに設置されているはず)
それぞれ、詳しくお伝えしていきます。
光キャビネットの取り付けは両面テープで代用できる。
NURO光の回線工事では、NURO光専用の光ケーブルを電柱から引き込むことになります。
光ケーブルを家に引き込む際に、いったん、光キャビネットという箱に収納するのですが、その光キャビネットはビス留めで壁に固定するのが原則です。
また、光キャビネットの固定と併せて、光ケーブルも壁にビス留めで壁に固定します。
この光キャビネットと光ケーブルを壁に固定するために行うビス留めですが、両面テープで代用できます。
NURO光の回線工事は立ち会いが必須なので、工事の当日に「光キャビネットと光ケーブルの固定はビス留めではなく両面テープでお願いします。」と伝えればOKです。
また、NURO光の回線工事の前に工事業者から事前確認の電話があるので、その際にも「ビス留めではなく両面テープでお願いします。」と伝えておきましょう。
引留金具の設置はビス留めが必須。
NURO光の光ケーブルを電柱から引き込むためには、壁に引留金具が必要です。
引留金具とはケーブルを壁に引き留めるための金具です。
引留金具は、両面テープで固定することはできず、ビス留めでの固定が必須です。
ただ、引留金具は光ケーブルを引き込むためだけのものではなく、電線や電話線を電柱から引き込むためにも使われるものなので、ほとんどの家には設置済みです。
ただ、すでに引留金具にたくさんのケーブル類が固定されていて余裕がなかったり、光ケーブルを引き込む電柱側の壁に引留金具がない場合には、NURO光の2回目の回線工事(屋外工事)で引留金具をビス留めで固定することになります。
ビス留めなしで工事をする方法
ここからは、ビス留めをしないでNURO光の回線工事をする方法をお伝えします。
ポイントは次の2つです。
- 回線工事の事前確認の電話と、工事当日のタイミングで「ビス留めではなく、両面テープでお願いします。」と工事業者に伝える。
- 1回目の回線工事の当日、工事に着手する前に作業員に「この家に付いている引き留め金具でNURO光の光ケーブルを引き込めますか?」と確認する。
→ビス留めが必要そうなら工事着手前にキャンセル。
①工事業者にビス留めを避けるように伝える。
1つ目のポイントは工事業者にビス留めを避けたいと伝えることです。
NURO光の回線工事の数日前に工事業者から日程確認の電話があります。
その際に、「光キャビネットの固定は、ビス留めではなく、両面テープでお願いします。」と伝えましょう。
NURO光の作業員もそういった要望には慣れているので、普通に対応してくれます。
念のため、工事当日にも同じように作業員に伝えればOKです。
②引留金具があるかを作業員に確認してもらう。
繰り返しになりますが、光ケーブルを電柱から引き込む際の引留金具は、両面テープで固定することはできず、ビス留めでの固定が必須です。
ほとんどの家では引留金具があるはずなので、そんなに心配いらないと思います。
ただ、どうしても不安であれば、工事の当日にビス留めなしで工事ができるか確認し、ビス留めが必要であればキャンセルすればOKです。
ポイントは、工事の着手前にビス留めが必要そうかを作業員に確認することです。
工事着手前なら工事費は発生しないので、必ず作業に着手する前に確認してもらいましょう。
まとめ
この記事で紹介した方法でNURO光の工事業者とやり取りをすれば、ビス留めをしないでNURO光の回線工事を実施することができます。
最後に大事なポイントをもう一度お伝えします。
- 光キャビネット(光ケーブルを収納する箱)と光ケーブルの取り付けは、ビス留めではなく両面テープでの対応が可能。
- 工事の数日前に工事業者から事前確認の電話があるため、「ビス留めではなく、両面テープで工事してください。」と伝えておくと安心。
- ただ、光ケーブルを家に引き込むための「引留金具」が家になければビス留めは避けられない。
(普通は引留金具は設置されているので大丈夫です。) - どうしても不安であれば、工事の当日にビス留めなしで工事ができるか確認し、ビス留めが必要であればキャンセルすればOK。(工事着手前なら工事費は発生しない。)
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